動物病院の事業承継事業について
「後継者がなかなか見つからない」
「今後も獣医師1人で病院を運営していくのは大変」
「健康上の問題もあり、承継先を探している」
ここ数年で、そんなお悩みを院長先生からお聞きすることが増えてきております。JPB株式会社が行う事業承継では、院長先生の想いを引き継ぐこと、そして、承継後も地域の皆さまのお役に立ち、応援していただけること、この2点について特に注力しています。
弊社では、4病院と老犬ホームの事業承継を行っており、今後も事業承継を行っていく予定です。私たちは事業承継後も成長を続けることで、地域の方々に応援していただけるような病院を運営させていただいております。
今後もJPB動物病院グループの、「当たり前の医療を当たり前に提供し、地域医療の格差を無くす」という想いの元、院長先生から引き継いだ病院を永続できる病院へと成長させていただけるよう、お力添えしていきたいと考えております。
事業承継実績
2022年:ほんだ動物病院、アムール動物病院(旧アルファペットクリニック)
2024年:老犬ホームスマイルフラワー(旧花園牧場)、ひたち滑川丘動物病院(旧滑川丘動物病院)
2025年:JPB動物医療センター八尾(旧おり動物病院)
2025年は4~5病院の事業承継を予定しており、今後も事業承継を通じて、より多くの地域の飼い主さまへお役に立てるよう邁進して参ります。
事業承継の対象エリア
- 北海道
- 東北(青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島)
- 関東(群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉、東京、神奈川)
- 北陸(福井、富山、石川、新潟)
- 中部(愛知、岐阜、長野、静岡、山梨)
- 関西(兵庫、大阪、京都、滋賀、奈良、和歌山、三重)
- 中国(山口、島根、鳥取、広島、岡山)
- 四国(愛媛、香川、徳島、高知)
- 九州(長崎、佐賀、福岡、大分、宮崎、熊本、鹿児島)
- 沖縄
相談事例
・分院のみの承継相談
分院の運営が負担になってきたので承継したい
獣医師の継続的な採用はとても労力のいるものであり、成長期において人数が増えてきたタイミングで分院を展開しても数年たつと運営が難しくなることも少なくありません。承継元の病院様は経営資源を本院に注力することで、分院のみを弊社で承継するご相談も受け付けております。
・院長引退に伴うご相談
なるべく早く引退し、スムーズに引き継ぎたい
院長先生の高齢化や健康状態の問題により、病院運営が難しくなってしまうこともあります。そういった際、できるだけ早く引き継ぐことで飼い主さんにも迷惑をかけずに承継を希望されるケースもあります。このようなケースにおいてもできるだけスムーズに承継を実施できるよう、相談させていただきたます。
・将来的な引退を視野に入れたご相談
数年後に引退に向けて今から準備していきたい
後継者候補がいないこともあり、数年後の引退に向けた準備をしていくケースもあります。こういったケースにおいては、院長先生やスタッフのみなさまの雇用も含め、今後のプランについてしっかりお話をさせていただきます。また、院長先生が承継後も勤務を希望される場合は、専門性に特化した勤務形態や時短勤務など様々な形で継続して診療を行っていくことも可能です。
事業承継への流れ
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- 1対面またはWEBにてご面談
- 事業承継の考え方、基本的な事業承継の流れなど、お気軽にご質問ください。
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- 2情報共有
- 秘密保持契約を結び、病院情報を共有します。
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- 3現地視察及び面談
- ご提示いただいた情報を元に、再度話し合いを行います。
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- 4基本合意・デューデリジェンス
- 譲渡価額に合意し、他に問題点が無いかをお互いに検討します。
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- 5最終契約
- 事業承継の契約を結び、契約に基づき、譲渡金額をお支払いします。
同時に、弊社運営開始に向けた準備に移ります。
事業承継後について
JPBグループに参画後はそれぞれの病院の変化スピードに合わせて、「人を強みとした文化」を作っていきます。「承継したら終わり」ではなく、今までの歴史とともに、これからも永続的に地域のみなさまに応援していただける病院を目指していきます。
・JPBグループの人事制度の導入
社内教育を通じて、本物の人材を育成する
私たちは、「人を強みとした文化」を作るために、様々な制度を導入しています。階層別研修や、MBO制度、1on1制度などスタッフがモチベーションを高く仕事を楽しめ、適切に評価を受けられる体制を導入することで、これからもスタッフが長く活躍できる場を作っていきます。
・組織体制
一人一人の役割と責任を明確にする
私たちは、事業部制を導入しており、一人一人の役割を明確にすることで、その責任の範囲内で最大限の力が発揮できるよう組織体制を整えていきます。病院運営には、診療業務以外にも様々な仕事があり、その仕事を他部署へ任せることで、院長先生が承継後も継続して勤務する場合もより良い医療の提供へ集中することができます。
・飼い主さまへ
これからも地域に根ざすために
今後も応援していただくためには飼い主さまへの案内は欠かすことはできません。院長先生やスタッフのみなさまと相談して最善の方法で飼い主さまへの案内もしっかり行っていきます。当グループでは、病院別に課別会議を行っており、様々な課題に対してスムーズな意思決定を行っていきます。
よくある質問
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Q
事業承継に関する相談料はかかりますか?
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Q
獣医師1人の病院ですが相談できますか?
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Q
地方の病院ですが、承継を検討してもらことは可能でしょうか?
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Q
株式譲渡もしくは事業譲渡どちらになりますか?
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Q
銀行からの借入が残っていますが相談可能でしょうか?
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Q
譲渡対価の相談はできますか?
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Q
譲渡後もスタッフの雇用は継続してもらえますか?
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はい、もちろん可能です。お互いのことをよく理解した上で一緒に働かせていただきます。
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Q
勤務医がいないのですが、相談可能でしょうか?
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Q
引き継ぎ期間はありますか?
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ある場合と無い場合があります。こちらは院長先生との相談の上、決定させていただきます。
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Q
承継後も院長はしばらくの間、勤務しなければいけないですか?
承継開業を目指す獣医師へ
「いつかは自分の力で病院を運営してみたい」
「承継開業する場所やタイミングを悩んでいる」
「3年以内に承継開業を行いたい」
将来、自分で病院運営を行ってみたいが、ライフイベントなどによりタイミングを悩んでいる方や良い場所が見つからないなどご相談をいただくケースが増えてきています。 JPBグループでは、承継開業のノウハウも蓄積しており、承継開業後もサポートするPartner制度も準備しています。 承継開業についてお悩みの方がいらっしゃればお気軽にご相談ください。
JPB Partner制度
JPB Partner制度では、独立後も採用や教育など様々な支援を行う制度です。独立後に絶対に失敗しないよう準備し、独立後も定期的にフォローさせていただきます。経営権が新院長へ移行後もJPB動物病院グループとともに、一緒に成長していきます。
承継開業に関する相談
事業計画の立て方やスタッフのマネジメントなど、承継前には様々な不安がつきものです。JBグループでは、1次施設から1.5次施設まで様々な事業承継実績があります。承継開業をご検討の方はお気軽にご相談ください。
・病院運営に向けた基盤づくり
病院運営の目的や目標の設定
動物病院の開業はゴールではなく、スタート地点です。そのため、開業後の目的や目標設定、戦略立案などが欠かせません。開業初期はやることが多岐に渡り、事前にしっかり準備をしておくことで長く続く病院を目指す体制を整えます。
・経営資源の活用法
限られた経営資源の活かしかた
開院間もない時期は人員に加えて使える資金や医療機器も限られています。そのため、何を優先して取り組んでいくべきかを事前に明確にしておくことで、順調なスタートをきることができます。
・スタッフのマネジメント
動物病院は「人」がつくる
動物病院はスタッフ1人1人のモチベーションが業績に大きく影響をもたします。開院してから早い成長をした場合、マネジメントが追い付かずに離職率が上がってしまうリスクがあります。そうならないように将来をイメージしておくことが欠かせません。